ABCフレッシュコンサート

開催概要

第25回ABCフレッシュコンサート

第25回ABCフレッシュコンサート

テレビ放送のお知らせ
スカイ・A (CS放送)
2017年6月11日(日) 25:00〜27:00
日 時 2017年2月19日(日) 14:00開演
場 所 ザ・シンフォニーホール
入場料 2,500円(座席指定)
お問合せ ◆ABC音楽振興会 
 TEL:06-6453-5340
 http://www.abc-concert.org/
◆大阪アートエージェンシー
 TEL:06-6459-96120
 http://o-art-agency.com/

出演者

2016年6月25日に開催された「第25回ABC新人コンサート」にて出演者が決定いたしました。

東山 洸雅

東山 洸雅 Higashiyama Koga (ピアノ)

富山県黒部市出身。京都市立芸術大学音楽学部を卒業後、東京藝術大学大学院修士課程を修了。フライブルク音楽大学Advanced Studies課程を満点の成績で修了。第2回富山ピアノコンクールシニア部門グランプリ。第28回富山県新人演奏会に出演、富山県知事賞及び北日本新聞音楽奨励賞を受賞。第24回宝塚ベガ音楽コンクール第1位、兵庫県知事賞、会場審査員特別賞。第2回ハンス・フォン・ビューロー国際ピアノコンクールプロ部門第2位、副賞としてドイツ各地で計3回のリサイタルを開催。マイニンゲン宮廷楽団と共演。
これまでに坂井千春、多美智子、Gilead Mishory、黒川浩、山本二郎、鶴見彩の各氏に師事。
現在、京都市立芸術大学大学院博士課程に在学中、阿部裕之氏に師事。

北川 千紗

北川 千紗 Kitagawa Chisa (ヴァイオリン)

岐阜県出身。第5回YBP国際音楽コンクール総合グランプリ。第11回大阪国際音楽コンクール弦楽器部門第1位。第7回ウィーンベートー ヴェン国際コンクール第1位。第3回ユーロアジア国際コンクール第1位。第83回日本音楽コンクール第3位。第5回クレモナ国際ソロヴァイオリンコンクール第1位。これまでに東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京交響楽団、滋賀大学オーケストラ、オルフェウス弦楽合奏団など国内外のオーケストラと、ソリストとして共演。
ヴァイオリンを青山陽子、青山泰宏、海野義雄、清水師の各氏に、室内楽を河野文昭、澤和樹の各氏に師事。
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て現在同大学2年在学中。

  • 飯森 範親(指揮)
  • 日本センチュリー交響楽団 (管弦楽)

演奏曲目

北川千紗 (ヴァイオリン)
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
東山洸雅 (ピアノ)
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 作品16

座談会

第25回ABCフレッシュ・コンサートに向けて、座談会が行われました。 司会=藤田 由之

“最終回”を最高のコンサートにするために最善を尽くしたい!
〜第25回ABCフレッシュ・コンサートに向けて〜

藤田
オーケストラとの協演者に決まりましたが、選ばれた感想はいかがですか。
北川
今回が最終のオーディションで、そのフレッシュ・コンサートに残してもらえたことがとても光栄です。
東山
派手さはないのですが、美しい響きがあり、ドイツ留学時代から長い間付き合ってきた思い入れの強いヒンデミットの曲の演奏で結果が出たことが特に嬉しいです。
藤田
予選、本選、本番を通して同じ作品を演奏する特殊なオーディションですが、その間に進化したという実感はありましたか。それとも多少だれました?
北川
今年、シンガポールで、一週間の間に3回、同じ曲を同じホールで演奏することがあって、さすがに楽しんで弾くことを忘れそうになりましたが、このオーディションではそのつど違う会場で同じ曲を弾くという滅多にない経験なのでとても楽しめました。
東山
本選から本番までは2ヵ月も間があったので、足りない所を考え、熟成させることができたのと、4月から京都市立芸術大学大学院の先生に指導が変わって、間の取り方など、留学時の先生とは全然違う視点での助言もあり、オーケストラの音色や響きを聴き取って演奏する勉強も取り入れ、曲の仕上げのアプローチを変えて発展させることができました。
藤田
それなりの効果があったのなら結構でした。で、コンチェルトですが、北川さんはシベリウスの希望曲に、東山さんは望み通りにはなりませんでしたが。
東山
グリーグは小学生の時に初めて聴いた一曲だけで、馴染みがなく、本当のことを言うと、ベートーヴェンかプロコフィエフを演奏したかったのですが、レセプション会場でマエストロや審査委員の先生方から、自分に足りない部分を引き出すためにも挑戦してみるようにと発破をかけられました。いろいろと今後の課題も与えられましたし、この作品に取り組むことで飛躍できるいいチャンスを与えて頂いたと今は思っています。
藤田
1868年、26歳の時、グリーグは生涯にこの一曲だけだけしかコンチェルトを書いてないのですが、数ある協奏曲の中でも非常に人気の高い作品です。
東山
これからグリーグの作品をいろいろ聴き、伝記を読んだりして、作曲家自身と曲の理解を深めていくつもりです。それから、グリーグを尊敬し、作風を研究していたドイツの作曲家マックス・レーガーの作品にも触れて、側面からも解釈の幅を広げるつもりです。時間が許せば、グリーグの故郷のノルウェーに行って空気感に触れたいと思っています。
藤田
シベリウスのコンチェルトはいろんな音楽家が様々なスタイルで演奏していますが。
北川
極寒の静かな雰囲気というのは共通していますが、それぞれまったく弾き方が違います。一度高校3年生の時にシベリウスを弾いたのですが、やりたいことが分かっていなくて、しかも最後に体力切れで散々でした。今回は配分も考えて演奏するつもりです。
藤田
お2人はコンチェルトの経験は何回かあるのですか。
東山
協演といっても一回通しをして本番という程度です。今回は指揮者とのテンポ合わせから、オーケストラとの合わせまであり、指揮者の解釈やオーケストラの響きを自分に取り込んで成長しながら本番を迎えられそうで、とてもいい経験になると思っています。
北川
小規模なものを入れると4〜5回あります。ふだん寂しくひとりで練習しているので、オーケストラを背負って自分のソロの旋律を乗っけられる協演は大好きですが、特に今回、超一流のホールで素晴らしいオーケストラとできるなんて、最高の気分です。
藤田
最後に、これから目指している方向をお聞かせください。
東山
来年3月に帰国リサイタルを京都と郷里の富山の2カ所で開く予定ですが、作曲家の想い、創意工夫、曲の魅力を掴み取り、しっかり伝えられるプレイヤーになりたいです。
日本は音楽会の会場が限られているのですが、クラシックを紹介する新しい場やチャンスを提案したり、知られていない名曲を幅広く演奏していきたいと思っています。
北川
10月、11月と立て続けにコンチェルトの演奏がありますが、その後、みっちりシベリウスを勉強するつもりです。飯森先生から、バルトークの演奏は最後まで色が見えず、モノトーンに聴こえてつまらなかったというご指摘や、間の取り方についてのアドバイスを頂きました。
フレッシュ・コンサートでは、人生経験が少ないなりに歌い方を研究し、情熱的なスタイルも入れて、変化をつけた演奏でお客様に楽しんで頂けるよう頑張ります。
藤田
最後となるフレッシュコンサートが最高のできばえになるよう期待しています。

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